伊藤静雄の文章
■今日の文章
この蒼空のための日は
静かな平野へ私を迎える
寛(おだ)やかな日は
またと来ないだろう
そして蒼空は
明日も明けるだろう
■読後ノオト(これは解説ではありません)
私にはかつてこの詩人を愛した友人がいた。
高校の同級生であったが、急速に親交を深めたのは
高校を卒業して大学に入学するまでに許された
非常に自由な一時だった。
その後、彼は大学に進学してまもなくこの世を去った。
この詩人に対する浅薄な評価を下す者に対して
「彼は伊藤静雄を理解していない」と
言い放ったものだった。
とても多感な時期だった。
私の伊藤静雄体験は、彼の記憶なしに語ることができない。
私の伊藤静雄に対する理解は友人を満足させるだろうか?


