ベンヤミンの文章
■今日の文章
「新しい天使」と題されたクレーの絵がある。
それにはひとりの天使が描かれていて、この天使はじっと見つめている
何かから、いままさに遠ざかろうとしてるかに見える。
その眼は大きく見開かれ、口はあき、そして翼を広げられている。
歴史の天使はこのような姿をしているにちがいない。
彼は顔を過去の方に向けている。
私たちの眼には出来事の連鎖が立ち現れているところに、
彼はただひとつ、破局だけを見るのだ。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
この文章はベンヤミンの「歴史の概念について」の中の文章です。
実はこのメルマガの読者の方に、熱狂的なクレーの愛好家の方が
おいでになります。
彼女はベンヤミンのこのくだりをどんな風に感じられることで
しょうか?


