「ドクトル・ジバゴ」の文章
■今日の文章
日常の暮しは跡形もなく崩れ去って、あとに残ったのは、およそ非日常的な、
ものの役に立たない力、それこそ一糸まとわぬまで丸裸にされてしまった
魂の内奥だけなんだわ。
でも、この魂の内奥にとっては何一つ変わっていないの。
だって、それはいつの時代だって、寒そうにがたがた震えていたんだし、
たまたま隣合った同じように丸裸な魂に、いつも身をすり寄せるように
していたんですものね。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
ボリス・レオニードヴィチ・パステルナークの
「ドクトル・ジバゴ」からの引用です。
レオニード・パステルナークは、彼の父であり、
著名な画家です。
第78回アカデミー賞が一昨日発表されましたが、
「ドクトル・ジバゴ」は映画化され、
かつてアカデミー賞を受賞しています。
これを機会にご覧になってみては如何でしょう!


