ライプニッツの文章
■今日の文章
世界の充実性のためにすべてのものは連結していて、
各物体は距離に応じて多かれ少かれ他の各物体に作用を及ぼし
また反作用によって他の物体から状態の変化を蒙るのであるから、
おのおのの単子は自分自分の視点に従って宇宙を表現し
宇宙そのものと同じように規則立っている活きた鏡
即ち内的作用を具えた鏡ということがわかる。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
この文章はライプニッツの「単子論」からの引用です。
少々厄介な文章には違いありませんが、一読者としては
何もライプニッツの「単子論」を理解しようとする必要は
なく、
そもそもそんなことは浅学の私には手に余るのでありまして、
ただ、私がこの文章をご紹介する理由は、
この文章における「物体」とか「単子」を、「人間」とか
「人」と読みかえることによって、この文章を曲解し
楽しんでいるからです。
こんな身勝手な芸当を、この文章が許容するのは、
当時の数学が、哲学やら神学と切り離す事ができなかった
からではないか、と想像するものであります。


