パスカルの文章
■今日の文章
人間は自然の中にあって何物であるか?
無限に比すれば虚無、虚無に比すれば一切、無と一切との中間物。
両極を理解するには、それらから無限に隔っているので、
事物の窮極とその始原とは、彼にとって、底知れぬ秘密のうちに
詮方もなく隠されている。
彼の引き出された虚無をも、彼の呑みこまれる無限をも、
ひとしく彼はみることができない。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
人間が考える葦であり、そのことを知っていることが
当然とするパスカルの文章です。


