宮本武蔵の文章
■今日の文章
目のつけやうは、大きに広く付くる目也。
観見二つの事、観の目つよく、見の目よはく、
遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事、兵法の専也。
敵の太刀をしり、聊(いささか)も敵の太刀を見ずといふ事、
兵法の大事也。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
敵の太刀をしり、聊(いささか)も敵の太刀を見ず
という具体的な行為が、
観の目つよく、見の目よはく
ということなのでしょうが、
武芸の達人にしてはじめて可能なのかもしれません。
宮本武蔵の「五輪書」より。


