ハイゼンベルクの文章
■今日の文章
一度でもって、おそらく十万人の市民を殺害し得るような爆弾は、
他の武器と同じに考えてよいだろうか?
われわれは、古くからあるがしかし問題のある原則、すなわち
「悪のための戦いに許されない手段も、善のためにはすべて
許される」という原則を適用してよいものだろうか?
つまり原子爆弾も悪のためでなく全のためなら作ってもよいのか。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
1974年にハイゼンベルクが書いた「部分と全体」とする著作からの
引用です。
ハイゼンベルクは、ドイツの理論物理学者で、量子力学の創始に
おける中心的存在であり、ドイツの原子力研究を指導した。


