デール・カーネギーの本から
■今日の文章
われわれ現代人の生活に対する最も恐ろしいことの1つは、
病院のベットの半数が、累積した過去の重荷や、不安に満ちた
未来に押しつぶされた神経症や精神障害に悩む患者たちによって
占められているという事実であろう。
しかも、彼らが「あすのことを思いわずらうな」というキリスト
の言葉や、「今日一日の枠のなかで生きよう」というウイリアム・
オスラーの言葉に注意を向けてさえいたら、彼等の大部分は
今日も幸福で実り豊かな生活を送る事ができたはずなのだ。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
これはデール・カーネギーの本からの引用です。
このメルマガはご承知の通り「毎日1分!日本語の文章」という
タイトルですが、もともと「言葉」が持つ力について、発行人が
強く関心を持っているところが、発行についての根本的な動機と
なっている訳です。
例えば、本日の引用文の中にある
「あすのことを思いわずらうな」
「今日一日の枠のなかで生きよう」
という非常に単純な言葉を、個人が日常の生活の中で繰り返し
唱えるような場合、その行為自体に大変な影響力があることを
疑うことはありません。
また、知らず知らずのうちに、物事の発想の原点で、多くの方が
「否定的な言葉」の選択から始めてしまうことにおける大変な
損失を憂えているのであります。
現実の根強い影響力として「言葉の力」が、そのときの状況に
対して相当の力を発現している現象について、強く興味を
惹かれるのです。


