山崎正和さんの文章
■今日の文章
いうまでもなく人生に金銭は不可欠だし、それに欲望を持つのも
人の自然だろう。
経済学者の説くところでは、投機もまた資本主義経済に欠くこと
はできないという。
だが忘れてならないのは、文明社会では必要であることと礼賛すること
は別だという点である。
ことによって必要なことも恥じらいながらするのが文明であって、
この恥の感覚のありなしが社会の品格を決めるのである。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
山崎正和さんが本日の読売新聞の「地球を読む」に寄せていた文章
から引用させてもらいます。
投機、金銭欲、拝金主義に対して書かれた文章です。
個人的には、知性とは何か、を語っているものと解しています。
お金を持つことに関する思想がこの国では育っていないことを
私自身は実に不思議なことだと思っています。


