平塚らいてうの文章
■今日の文章
元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。
今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く
病人のような蒼白い顔の月である。
私どもは隠されてしまった我が太陽を今や取り戻さねばならぬ。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
雑誌「青踏」の創刊をかざった平塚らいてうの文章です。
内容に対する感想はそれぞれにお任せして、何よりも
この文章の持っている、勢いとか、気概のようなものは
実に清々しいと思います。
作者の持っている気構えがそうさせているのでしょう。


