バフチーンの文章
■今日の文章
笑いは深い世界観的な意味を持つ。
笑いは統一体としての世界、歴史、人間に関する真理の本質的形式である。
それは世界に対する特殊な普遍的観点である。
この観点は世界を別な面から見るが、厳粛な観点よりも本質をつく度が
少ない訳ではない。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
これはなかなか面白い指摘なのですが、引用は、バフチーンというロシアの
文芸評論家の手によるものです。
彼はフランソワ・ラブレーの論じていて、この文章も、ラブレー論からの
ものです。
物事を笑い飛ばす観点は、何事も真面目に関わる観点と比べて、物事の本質
を認識する点で消して劣ることはない、ということです。
今なら比較的受け入れやすい思考ではないでしょうか?


