ディケンズの長い1文
■今日の文章
茫漠とした幼児期を、はるか遠くに振り返ってみると、
まず目の前にはっきり浮かんでくるのは、
綺麗な髪をして若々しい容姿の母さんと、
容姿などあったっものじゃないし、
目ん玉が真っ黒けだったから、目のあたり一面が黒ずむんじゃないか
と思えるほどだったし、
頬っぺたも腕もぱんぱんに固くて真っ赤でったから、
小鳥だって、リンゴよりこっちの方をつっ突くんじゃないかな、
と思ったぺゴティーの姿だった。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
この文章はディケンズの「デイヴィッド・コパフィールド」 から
の引用です。
今さらながら、この人の小説は単純に面白いです。
しかし、引用した文章の英文解釈に悪戦苦闘した時代もありました。
何せ、この文章は1行ですから。(笑)


