ベーコン随想集より フランシス・ベーコン
■今日の文章
ある書物はちょっと味わってみるべきであり、他の書物は呑み込むべき
であり、少しばかりの書物がよく噛んで消化すべきものである。
すなわち、ある書物はほんの一部だけ読むべきであり、他の書物は読むべき
ではあるが、念入りにしなくてよく、少しばかりの書物が隅々まで熱心に
注意深く読むべきでものである。
■読後ノオト(これは解説ではありません)
この文章はフランシス・ベーコンの手による随想集から引いたものです。
ベーコンというと、経験を唯一の源泉とする帰納法を説いた哲学者と
言われています。
随想とは言え、こうした思想の先駆者である人物による文章として
読まれるべきでしょう。
それにしても読書論というのはなかなか厄介なシロモノですね。


