メルマガ【毎日1分!日本語の文章】 > 劇作家の文章 > 西鶴、大晦日を語る  井原西鶴の文章
無料メールマガジン「毎日1分!日本語の文章」
ネット時代は書く時代。書くためには沢山読むことがとても役に立ちます。日本語で書かれた素敵な文章を毎日1つお届けします。 (マガジンID:0000164365)
メールアドレス:
Powered by

西鶴、大晦日を語る  井原西鶴の文章

■今日の文章


世の定めとて大晦日は闇なる事、天の岩戸の神代このかた、
しれたる事なるに、


人みな常に渡世を油断して、毎年ひとつの胸算用ちがひ、
節季を仕廻かね迷惑するは、面々覚悟あしき故なり。


一日千金に替えがたし。


銭銀なくては越れざる冬と春との峠、是借銭の山高ふして
のぼり兼たるほだし。


■読後ノオト(これは解説ではありません)


最後の「ほだし」とは、人の心や行動の自由を縛るもの、
自由をさまたげるもの、手かせや足かせ、という意味です。


字面だけ追うと分りにくいかもしれませんが、ここはやはり
声を出してお読みください。


細かいことは気にせずに、語気というかテンポというか、
それを感じることで、西鶴を味わってみて下さい。


西鶴の凄さは、そういう安易な読み方でも味わえる点であると
思うのは自分だけでしょうか?

無料メールマガジン「毎日1分!日本語の文章」
ネット時代は書く時代。書くためには沢山読むことがとても役に立ちます。日本語で書かれた素敵な文章を毎日1つお届けします。 (マガジンID:0000164365)
メールアドレス:
Powered by
This website is powered by Movable Type 3.17-ja 毎日1分!日本語の文章.