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無為自然を説いていても、眼力は相当なものです  老子

■今日の文章


大道廃れて 仁義あり、


智慧出でて 大偽あり。


六親和せずして 孝慈あり、


国家昏乱して 忠臣あり。


■読後ノオト(これは解説ではありません)


函谷関に至ったとき、関守から道を問われて、無為自然を説いたとされる
老子の言葉です。


相当の皮肉屋だったのかしらん、と思わせる言葉です。


分りにくいところもあるかもしれませんが、四行とも、前半に対して、
後半は反対のことを言っていますので、考えながらお読みください。


例えば、2行目ですが、智慧は、必ずしも良い意味で使われているのでは
なく、小賢しい智慧が世の中に蔓延すると、規則が壮んに作られるようになる、
という意味になります。


あとは考えてみてくださいね。

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