柳宗悦の文章
■今日の文章
偉大な古作品は一つとして鑑賞品ではなく、実用品であったという
ことを胸に明記する必要がある。
いたずらに器を美のために作るなら、用にも堪えず、美にも堪えぬ。
用をそくさずば、工芸の美はありえない。これが工芸に潜む不動の
法則である。
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■読後ノオト(これは解説ではありません)
庶民の生活の中から生まれた郷土的な工芸の、実用性と素朴な美を
尊重する民芸運動を提唱した人物らしい明解な主張が表現されている。
若い頃にはあの「白樺」創刊にも係わり、興味深い人物だと思っている。
この文章は柳宗悦の手による。


