メルマガ【毎日1分!日本語の文章】 > 小説家の文章 > モームの文章
無料メールマガジン「毎日1分!日本語の文章」
ネット時代は書く時代。書くためには沢山読むことがとても役に立ちます。日本語で書かれた素敵な文章を毎日1つお届けします。 (マガジンID:0000164365)
メールアドレス:
Powered by

モームの文章

■今日の文章

良心というものは、それぞれ個人の中にあって、社会がそれ自体を
保持するために発展させてきた法則の番人なのだ、と私は思う。


我々がその法則を破らないように見張るために配置された、われ
われの心の中の警官である。


自我という中央のとりでに座しめたすパイである。人が仲間から
是認されたいという欲望は、ひじょうに強く、人から非難される
のをこわがる気持は、ひじょうに激しく、それだから、自分で敵
を門の中へおびきいれてしまっているのだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■読後ノオト(これは解説ではありません)


最近はあまり読まれていないのかもしれないが、私は結構良く
読んだ作家の一人で、物語の作り方が大変上手く、かつ面白い。


スパイを経験したり、旅行家としても優れていたり、一方で
男色だったという話もあり、その生涯もユニークなものだった
ようだ。


彼は晩年サミングアップという本を書いている。それは大変面
白く、とりわけモームが哲学書をとても良く読んでいることが
分り、そのくだりが哲学というものを理解する上で、とても
参考になった記憶がある。


高校1年生ぐらいの頃だったと思う。
この文章はサマーセット・モームです。

無料メールマガジン「毎日1分!日本語の文章」
ネット時代は書く時代。書くためには沢山読むことがとても役に立ちます。日本語で書かれた素敵な文章を毎日1つお届けします。 (マガジンID:0000164365)
メールアドレス:
Powered by
This website is powered by Movable Type 3.17-ja 毎日1分!日本語の文章.