マダム・ボヴァリーは、私だ。
■今日の文章
誰だって、自分の欲望、思想、苦痛を正確に示すことなど出来ない。
そして、人間の言葉は割れ鍋のようなもので、これをたたいて、
み空の星を感動させようと思っても、たかが熊を躍らすくらいの
曲しか打ち鳴らすことはできないのである。
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■読後ノオト(これは解説ではありません)
こんな文章があっただろうか?もうすっかり忘れてしまいました。
学生時代に学んだことは殆ど忘れてしまった。(笑)
でも、この文章を含む「マダム・ボヴァリー」は、フレーズを一つ
ずつカードに書き取るような読み方をしました。
お話としては特段面白い話ではないけれど、克明に書き込まれた
文体に引き込まれ、楽しく読んだものです。
フロベールは、少なくとも私にとって不思議と引かれた作家でした。


