ル・コルビュジエ 近代建築の5原則
■今日の文章
色彩とは?
それは身体の中にたくましくめぐる血である。
色彩とは、生命のしるしである。
庭や畠にある花には「古色」はない。
空は天気のよいときには青い。
耕しおこされた土、立った岩、露わな地層などのくすんだ協和音は、
冬のあとの春ごとに生まれかわる生の爆発の堅固な踏み切り台である。
色彩!
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■解説
近代建築を切り開いた巨匠と呼ばれる人間が4人いる。
フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ、
ヴァルター・グロピウス。
そして、この文章を書いたル・コルビュジエである。
彼が主張した近代建築の5原則というものがある。
ピロティ・屋上庭園・自由な平面・水平連続窓・自由な立面。
それぞれは今から考えるとごく自然に見えるものだけれども、
彼が登場する前にはなかったものだ。
別に私は建築に詳しい訳ではないけれど、コルビュジェの写真集を
眺めて、サヴォア邸やら、ロンシャン教会を見て、空想するのが
楽しかっただけである。
彼の書く文章は必ずしも分りやすいとは言い難い。他のものを
読んでも非常に感覚的なものが多い。
文学者とは異なる彼の文体には独特の魅力があることもまた事実
だと思う。


