ライト・ミルズの「パワー・エリート」
■今日の文章
いかなる保守主義的イデオロギーをも持たぬ保守的な国家である
アメリカは、今や、むき出しの、恣意的な権力として、全世界の
前に立ち現れている。
その政策決定者たちは、現実主義の名において、世界の現実につ
いて気狂いじみた定義を下し、それを押し付けている。
精神的能力においては第二級の人物が支配的地位を占め、凡庸な
ことを重々しくしゃべっている。
そこでは自由主義的言辞と保守的ムードが蔓延し、前者では曖昧
さが、後者では非合理性が原則となっている。


