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魯迅 時代背景という文脈の中で読む。

■今日の文章


私も若いころは、たくさんの夢を見たものである。あとでは
あらかた忘れてしまったが、自分でも惜しいとは思わない。


思い出というものは、人を楽しませるものではあるが、時に
は人を寂しがらせないでもない。


精神の糸に、過ぎ去った寂寞の時をつないでおいたとて、何
になろう。


私としてはむしろ、それが完全に忘れられないのが苦しいの
である。


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■解説


少し能書きをたれてみたい。文章を読むということは、まず
第一に正確に読む、ということが基本になる。


そういう意味で、読解力というものが必要だと思う。どの程度
かと言えば、新聞記事を読んで、何が書いてあるか分かること。


新聞だから、5W1Hが確認できれば、それで良い。そういう
基礎的な読解力があれば、後は沢山読むだけで、力が付くと思う。


ところで、読むということはただ書いてあることを読むだけでは
本当に理解することができないこともある。


今日の文章はそんな文章の例と考えてもらえると良い。この文章は
魯迅という人が書いた文章である。


書かれていることは少しも難しくはないでしょう。そして敢えて
言えば、特に面白くもない。


しかし、彼がどんな時代を生きて、彼が若い頃に見た夢とはどんな
ものであったか?彼がどんな夢を抱いて、生きたのか?その辺りを
知っていて、これを読むと、実は全くことなる意味が読み取れるこ
とがある。そういう読み方もあると言える。


文章を磨くための準備として、とても役立つ方法を一つ書きたい。


誰でも構わないのだけれど、1人の人間が書いたものを全部読む
という方法である。


あまり書いたものの多くない人が良いと思う。


これをやるを、やる前とやった後で、全く考え方が変わってしま
う。そして、自分でも分かる上達を経験されることでしょう。


魯迅全集なんて良いかもしれない。


魯迅研究と言えば竹内氏を思う。


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