オーソン・ウェルズ 第3の男よ、永遠に。
■ページ1■今日の文章
映画は、けっして人生のレポートではない。
映画は、一つの夢である。
夢であればこそ、卑俗にも滑稽にも平凡にもなりうる。
たぶんそれは悪夢のようなものだ。
だが、夢はけっして嘘ではない。
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■ページ2■解説
これを書いた人物を知っている方は相当な映画通であり、
世代的にもそれなりの世代になるだろう。
もっとも映画好きに年齢はなく、私なんぞはロードショー
で見た映画の一番新しいものはウエストサイドストーリー
という父親から映画の魅力を教えられたものだから、古い
映画の方が詳しかったりする。
だから、彼の映画も繰返し見た部類に入る。
「第三の男」で彼が登場する時の表情は今も眼に焼きついている。
これを書いたのは、オーソン・ウェルズ。
心に残る言葉は意図して書かれるものではなく、むしろ独白の
ように言い放った一言があとあとまで残っていくこともある。
「夢はけっして嘘ではない」


