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ホフマンスタール 作家が見る天才画家の魂

作家が見る天才画家の魂


絵から絵へと眼を移しながら、ぼくはある何かを感じるとることができた。


形象と形象とが交互に入りまじり、並びあい、色のうちに形象の奥にひそむ
命がほとばしり、色と色とが互いに生かしあい、あるときにはひとつの色が
ふしぎに力強くほかの色すべてを支えているのが感じられた。


そして、あらゆるもののうちに、ひとつの心、ひとつの魂、絵を描いた
人間の魂、絵を描くことによって、はげしい懐疑から生じる硬直性痙攣
に対してこのビジョンをもって答えようとした男の魂を、見てとること
ができた。


いまどきドイツ文学部の学生でもこの詩人の作品を読むかどうか。 19世紀末から20世紀初頭にリヒャルト・シュトラウスと組んでオペラを 作ったり、多彩な才能を発揮した。

フーゴー・フォン・ホフマンスタール。


確か記憶に間違えがなければ、ちょっと薄気味の悪い短編小説も書いている。


この文章はちょっと補足説明が必要で、これを読めば、上記の文章を
じっくり読み返したくなるに違いない。


この文章は、ホフマンスタールがゴッホの作品をはじめて眼にした後に
書かれたものなのである。あとは読者の感覚でお読みいただければ幸い
です。

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