朝吹さん追悼 【第二の性】
朝吹さん追悼 【第二の性】
■今日の文章
人は女に生まれのではない、女になるのだ。
社会において人間の雌がとっている形態を定めているのは生理的宿命、
心理的宿命、経済的宿命のどれでもない。
文明全体が、男と去勢者の中間物、つまり女と呼ばれているものを
作りあげるのである。
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■解説
朝早くから外出している間に少しばかり心の揺らぐ悲しい知らせが舞い
込んできていた。
サガン、ボーボワールの翻訳者として著名な朝吹登水子さんが永眠された。
自分としては心からご冥福をお祈りする他はない。
戦前にパリに留学され、日本人としてオートクチュール・デザイナーの
資格を取られた、この分野でも草分け的存在でいらしたことも有名だ。
しかしながら、私的には、敬愛する森有正氏の助言により始められた、
フランソワ.サガンやボーボワールの翻訳の方に親しみを感じる。
サルトルとも親交を結んでおられたと言えば、もはやミーハー的ファンと
言っても良い。
そんな彼女が88歳で他界された。人生としては大往生であったろう。
本日はそんなイキサツから、ボーボワール代表作「第二の性」の書き出しを
ご紹介させていただきます。。
文章としてはとてもシンボリックな内容であり、本日はそれ以上のコメント
はありません。(笑)


