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木藤亜也さん 「1リットルの涙」 

「1リットルの涙」


■今日の文章

老人(わたし)の生活。
若さがない、張りがない、生きがいがない、目標がない・・・・・・。
あるのは衰えていく体だけだ。
何で生きなきゃあならんかと思う。反面、生きたいと思う。
楽しいことといったら、食べる、読書、書くことしかない。
他の十九歳の人ってどんなことを楽しんでいるのかなあ。

年が明けたら再び入院だと前回受診の時言われたけど、
悪くなっていくだけで回復の徴候がないだけに恐ろしい。
考えると泣けて仕方がない。
闇の中でのたうちまわるのがわたしの人生か?

畜生め!十九歳が何だ、二十歳が何だ、なんて開き直ってみた
ところで道が開けるわけではない。

わたしが泣くと、みんな気が滅入る。
泣くと鼻がつまり、頭が痛くなり、疲れる。
なのに、どうして泣く。
仕事にしろ趣味にしろ、とことん追求していくものがない。
人を愛することも、自分で立つこともできなくて、ヒィーヒィー泣いている。
泣き顔を鏡に映してみる。
なぜ泣くの?

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■解説

そのまんま、読んでもらえばよい。敢えて言えば、そのまま
目頭を濡らしてもらって良い。


何の飾りもない、読者の顔色なんて見ていない。
彼女にとって書くことは生きるためにできる、限られたことのひとつ
だったのだ。


作家でもある、石原慎太郎にして、
「生きることに悩んでいるすべての人にこの本を読ませたい」
と言わしめた。


もう説明はいらないでしょう。


木藤亜也さんが書いた
「1リットルの涙」


副題は、難病と闘い続ける少女
亜也の日記


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彼女は二十五歳十ヶ月、あまりにも短い人生を、
最後まで生き抜きました。


少なくとも私はそう確信しています。
なぜなら意味のない人生はないと信じているから。

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